>>Introduction
>>Check!!
>>Side-1
>>Side-2
>仕事の筈が?
>内職商法の掟
>3人のターゲット
>悪徳手口LineUp
>求人広告攻略術
>>Side-3 |
それは、何の前触れもなく、善人の顔をして訪れる。
ある日の午後、TVを見ながらぼーっとしてると、電話が鳴る。妙にハイテンションな女性の声で、
「奥様でいらっしゃいますか?私○○と申しますが、奥様、在宅でのお仕事に興味はありませんか?」
聞けば、現在自分の住む地区で数名のデータ入力の在宅ワーカーを募っているそうで、定員枠まであと1名だと言う。簡単な社内の試験を受けて合格すれば、すぐにでも仕事が始められるらしい。仕事はたくさんあり、毎日2〜3時間仕事ができるのなら月に6万円は確実に稼げると断言する。
「ただ、その試験を受ける前に、ひととおりの勉強をしていただいて、試験に備えていただく必要があるんです。CD-ROM付きの教材をご購入いただかなくてはならないのですが、大丈夫、ローンにすれば、月々の支払いは毎月の収入で充分賄える額ですからマイナスにはなりませんよ」
お金がかかるのなら主人に相談しなければ、と躊躇するとすかさず、
「ご主人に相談すると反対されるかもしれませんから、今は秘密にして、たくさん稼いでびっくりさせてあげましょうよ。私も最後までサポートします。ねっ、一緒にがんばりましょう!」
もうちょっと考えさせて欲しいから明日電話を下さい、と言うと、
「もう定員枠があと1名ですからね。あなたの次に電話する人で多分決まっちゃうと思いますよ。いいんですか?何を考えることがあるんですか?」 |
勉強するための教材を買うと、その先には仕事が待っている。その仕事の収入は教材のローンを差し引いても充分余る金額なので自分の懐は全く痛まない。
この話、あなたはどう思いますか?
「そんなバカな話があるか」と思わないあなた、あなたは立派な「カモ予備軍」です。
内職商法とは、「仕事」をエサに教材・試験費用・サポート料等の名目でお金をまきあげる商売のことを言い、古いものではもう10年以上前から、社名や名目をコロコロ変えて存在し続けています。
敵の主な生息地は「インターネットの求人掲示板」「在宅ワーク関係のメールマガジンの広告」「新聞の折込チラシ」「主婦向け雑誌の巻末広告」などで、まるで極普通に在宅業務従事者を募集してるかのような顔をして紛れ込んでいます。又は、上記の例のように、頼んでもいないのに電話で勧誘してきたりもします。
免疫のないままうっかりその甘言に乗せられてしまうと、仕事がもらえる“可能性”のために無駄なお金をひたすら払い続けるという地獄が待ち構えています。
Side-2「ぶっとばせ!内職商法」を読めば、こうした内職商法業者の罠を見破り、あなたの財産と生活を守ることが出来るようになると思います(多分・・・)。
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