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デジタル職人は、その名のとおり「職人」です。
職人とは「技術をお金に変える人」。例えば寿司職人は寿司を握る技術だし、漆職人は漆器を作る技術だし、和紙職人は和紙を漉く技術をお金に変えています。デジタル職人も、分野は違えども、そうした職人たち同様、技術をお金に変えるのです。
さて、デジタル職人の仕事としては、どんな仕事があるのでしょう?ざっと見てみましょう。
■データ入力
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予備知識ゼロの状態からトライするには一番敷居の低い世界ですが、当然ライバルが多く、工賃も安い仕事です。
電算室のキーパンチャーなどと違い、デジタル職人が請け負うデータ入力は、大部分が「漢字混じりの日本語入力」です。大抵が1文字○銭(円じゃないですよ)という計算をされますので、より多く、より早く入力できる者が生き残ります。
データ入力を目指す人は、新聞や雑誌の記事などを入力してみて、10分間で何文字入力できるか試してみましょう。最低でも600文字/10分は必要です。プロとしてやっていくには、800〜1000文字/10分は欲しいところです。 |
■Webデザイナー
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ホームページをデザインする仕事です。デザインのみならず、企画・立案も行う場合も多いです。
最近はHTML(ホームページを作るための言語)を知らない人でもワープロ感覚でページ作成できるソフトがたくさんありますが、そうしたソフトに頼らずHTMLが組めるのが最低条件となります。
画像を作成できることや写真が加工できることも条件となりますし、Flash、CGI、JavaScript等、必要な技術は多岐に及ぶため、人によっては「CGIは○さん、Flashは×さんに作ってもらおう」と部分的に外注に出すこともあります。
センスが問われる業種ですので、必要な技術を身につければ必ず仕事が来る、というものではありません。 |
■イラストレーター
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雑誌の挿絵やホームページ上のイラストなどを描く仕事です。画力に自信のある人にはうってつけです。
手書きのものを取り込んで色調を補正する人もいれば、全てPC上で描く人もいます。
DTPの世界からもWEBの世界からも需要はありますが、センスを問われる業種なので、お客様に気に入られる絵が描けるかどうかがポイントになります。
また、同じ絵を作成する仕事として、既存の手書きの図などをIllustrator等のソフトでトレースしてデジタル化する「トレース」という仕事もあります。オリジナルな画力は必要ありませんが、バランス良い作画の出来る力と、当然ながらソフトへの精通度が必要になります。 |
■DTP
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いわゆる印刷関連の業務で、主となる作業は「組み版」、与えられたテキスト文や画像などを、決められたページにレイアウトする作業です。使用ソフトはIllustratorやWordです。
DTPの世界は専門用語が多いので、それを知らないと与えられた指示を理解できません。そういった事情から、DTPのエキスパートには「印刷会社に勤めていた人」が多いです |
■CAD
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専用ソフトを使って製図をする仕事で、主に土木建築・機械製造関係で需要があります。が、正直なところ、社内の人間で賄ってしまう場合がほとんどで、CADを外注に出す会社は少ないようです。
現在土木・製造関係でCADをやっている人なら、独立して会社から専属受注するという手はあるかもしれません。 |
■プログラマー
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ズバリ、プログラムを組む仕事です。使用言語はC言語が多いですが、一番身近な存在としてはExcelやAccessの「VBA」によるプログラミングです。事務処理でExcelを利用している会社などから、処理の簡素化のためのVBAを組むことを求められたりします。
本格的なプログラマーはある程度実務経験が必要ですので、現在ゼロの状態の人が目指すのはかなり厳しい業種です。 |
ここで1つお断り。
私の知人の中には「翻訳」とか「ライター」といった職人もいますが、このサイトで言うところのデジタル職人にはこれらの職種は含まないことにします。理由は「どちらもデジタルな仕事というより、本来は手書きの職業だから」です。これらをデジタル職人に含めてしまうと、原稿をWordで書いてる小説家までもがデジタル職人になっちゃいますからね。
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