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「よっしゃ、この仕事で独立するか」とメインとなる業務が決まれば、いよいよデジタル職人になるべく行動開始ですが、具体的に何をして良いやら・・・。
では、デジタル職人になるまでの道のりの標準的な例を見てみましょう。
0.前提条件をクリアしてるか
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デジタル職人になる前提として
・メインとなる業務の習熟度は充分か
・必要となる機材・ソフトは揃っているか
・仕事を請け負うための環境(ネット環境、FAX等)は揃っているか
等がありますので、これをクリアしてない場合は、まずこれらをクリアすることからはじめましょう。 |
1.会社を辞める
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副業を禁止されている会社の場合は、どうしても職人になりたいなら会社を辞めるしかありません。この後登場する2〜5と同時進行でも構いませんが、最初の仕事を受注するまでには辞めておきましょう。
「会社に内緒にすればヘーキヘーキ」という人は、バレた場合は本職を失う覚悟でおやり下さい。今のご時世、安定した給与収入の場を失うのは、長い目で見ると大変な損失です。
現在携わっている業務をデジタル職人のメイン業務にするつもりの方で、特に独立にこだわる訳ではなく何らかの事情で「在宅で仕事をしたい」のならば、一度会社に「在宅勤務」の希望を出してみると良いでしょう。 |
2.届け出をする(個人事業主のみ)
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デジタル職人には2つの業務形態があります。
1つはフリー(自由業)。どこにも属せず1人で業務を行う形で、特に届け出は必要ありません。
もう1つは個人事業主。自宅とは別にオフィスを構える場合や、1人でも従業員として雇う(身内含む)場合は、税務署に届け出をして、個人事業主にならなくてはいけません。有限会社や株式会社と違い、資本金は必要ありません。 |
3.屋号を決め、名刺を作る
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屋号とは、普通の会社で言えば「会社名」のことです。私で言えば「D@Work」ですね。
個人事業主なら、その屋号で届け出を出すことになりますが、フリーの人の場合は特に屋号を届け出ることはありません。よって、ある意味「フリーの人に屋号は不要」とも言えます。
ただ、屋号があるのとないのとでは、お客様に与える印象が違いますので、出来る限り屋号はつけた方が良いでしょう。 |
4.作品見本を用意する
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案外忘れがちなのが、この作業です。
いざ仕事を受注しようとすると、必ず言われるのが「過去の作品を見せて下さい」です。当然、デジタル職人1年生には「過去の作品」などありません。だからと言って「ありません」では仕事は取れません。
そこで、そんな時にお客様に見せるのが「作品見本」です。実務で作ったものではないけれど、私はこの程度のものが作れますよ、というアピールのための、大事な「営業道具」なのです。
特にデザイン系・プログラミング系の仕事の人は、ほぼ間違いなくこの要望はお客様から出ますので、2つか3つは自信作を用意しておきましょう。 |
5.仕事を探す
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4までの準備が整ったところで、いよいよ仕事探しがスタートです。
デジタル職人は、会社員やアルバイトと違い「契約すればクビになるまでずーっと仕事がある」わけではありません。一部例外はあるものの、基本的に1つの案件を終えればそれで仕事がなくなる、それがデジタル職人です。
つまり、仕事探しの苦労は、デジタル職人である以上一生つきまとう苦労です。
今も苦しむ仕事ゲット術については、別項でお話ししましょう。 |
・・・とまぁ、こうした道のりを経て、晴れて仕事を受注・納品し、無事お金を頂戴すれば、あなたも一人前のデジタル職人になるわけです。
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